DVD-Videoの一部製品には、オプション音声としてdts音声を収録しています(標準はドルビーデジタル)。記録されているdtsトラックは、44.1kHzサンプリング、16ビットの分解能をもつディスクリートチャンネルが、1/4に圧縮されており、通常は6トラック収録されています。
5.1チャンネル分の転送レートが音楽CDとほぼ同等のため、音楽CDのフォーマットにdtsのマルチチャンネル音声を収録したDTS-CDという規格が存在します(正式名称ではなく、dts社は「5.1 Music Disc」と呼んでいます)。デジタル出力を持つCDプレーヤーとdtsデコーターを備えたAVアンプ等があれば再生可能です。北米を中心に多くのソフトが発売されていますが、CDプレーヤー単独で再生できない上、より高音質でマルチチャンネルに対応したスーパーオーディオCDやDVD-Audioが登場したこともあり、あまり普及していません。