映画の場合、音声をエンコード処理しフィルムのスプロケット穴と穴の間(フィルムの両端に等間隔であいている穴と穴の間)に信号を光学的に記録しています。ほとんどの映画作品には5.1chを使ったサウンド方式(センター、左、右、リア左、リア右、ウーファー)を採用しており、これをドルビーデジタルでエンコーディングする事が多いです。ドルビーデジタルそのものが5.1チャンネル音声を指していると思われることがありますが、これは誤りです。
音質の評価は一般に悪くはないが、高音質を謳う競合規格のdtsが好まれる場合があります。しかし、dtsが後発の規格であるため、初期の再生機や安価な機器では非対応のものもあり、ドルビーデジタルが現在のデファクト・スタンダードとなっています。 また、dtsは後発の規格であるためかオプションとされており、DVDにはdts音声のみを収録することが出来ないという理由もあります。
近年は家庭用ゲーム機(Xbox・Xbox 360・プレイステーション3)やPCゲームでもドルビーデジタルが採用されています。ハードウェアまたはソフトウェアによるリアルタイムエンコードで効果音などを最大5.1chのサラウンドで出力できるゲームソフトが多くなりました。